子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

祭のあと

デビューしてお祝いムードに浮かれる頭も落ち着いて気が付いた

 

やはりどうしても私は箱推しなんかじゃないということ

 

ジャニーズWESTであることで自担(と担当である私)が得られるもの、豪華な衣装、豊富な楽曲、質の高い現場、メディア露出

 

それらにはとても感謝している

 

他の6人のことも嫌いなわけではない

 

(こういう言い方は良くないと分かった上で)、「自担といるにふさわしい人達」という意味では愛していると言ってもいいだろう

 

それは単純にスキルだったり華だったり、周りに6人がいることで自担も引き立つからだ

 

それでも私は濱田君しか見ない。たとえ誰が目の前にいようと一番遠い自担を追う

 

 

 

横浜公演で濱田君の主演舞台の情報が解禁された瞬間、私は自らの広島公演のチケットを手放した

 

それは自分の満足のいくまで舞台に入りたいから、濱田君の為だけの濱田担の為の現場にお金を払いたいと思ったから

 

今回のツアーで本格的にユニット単位で曲を披露されて、自担が出ていない時間というものが生まれ、「ジュニア担」代の自分を思い出した

 

自担の出ていない時間の過ごし方が分からないということを

 

担当以外を見ていたら担当に怒られるというのが当たり前だったときの自分を

 

誰を見ればいいのか、立てばいいのか座っておいた方がいいのか

とりあえず普段振らないペンライトの電源を入れて光の一部になることでその時間をやり過ごした

 

かっこいいや可愛いなどという月並みな人並みの感想くらいは浮かんでもそれ以上の感情は浮かばなかった

 

 

 

しつこいようだけど、ジャニーズWESTが嫌いなわけではない

 

ジャニーズWESTだからこそ見られる自担があることには、与えられるものにも満足している

 

ただ私は濱田君が好きなだけなのである

 

 

 

いままでの記事が嘘のようになってしまったが、それはそのときの素直な気持ちだから否定はしない

 

けれども、気が付いてしまった、というだけなのである