子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

畠中祐・悠太のポン☆コツ再生工場ステージイベント

畠中祐・悠太のポン☆コツ再生工場」とは、毎週土曜日に若手声優・畠中祐君とぽっちゃりでお茶目な謎の男性佐々木悠太さんがパーソナリティを務める東海ラジオの番組である。

 

その、番組初のトークイベントが9月3日11時と14時の2公演、名古屋で開催された。

 

 

 

 

軽率に、行ったよ。

 

そして、軽率にプレゼントデビューもした。

 

一年前の秋に初めて声優さんのイベントへ行って、プレゼントBOXの存在は勿論、その中に服を突っ込んでいる人がいたのに衝撃を受けていた側の人間が、まさか一年もたたないうちに同じことをしているとは思いもよらなかった……

 

きっかけとなった出来事はふたつある。ひとつは、彼が8月17日に23歳の誕生日を迎えたこと、もうひとつは、大阪のリリースイベントの際に「最近お洒落に目覚めてきた」という発言が出たことである。

 

正直、今までイベントで見てきた彼の服装の中で、「良い」と思えるものはひとつも無かった。正直、「中学生かよ」と、何度も心の中でツッコミを入れてきた。(それらがファンからのプレゼントだったら、色々な意味で申し訳ないが)。

これはチャンスだと思った、誕生日にかこつけて服を贈り、少しでも改善の兆しが見られれば万々歳だと。別に着てもらえなくても良い、こういう服が似合うのではないかという第3者の視点を少しでも意識して貰えたら、といった程度の希望である。人に見られるお仕事だから、特に。

 

今まで行ったイベントや過去のTwitterを遡り(無いだろうなと思いつつ♡欄に好きなブランドのアカウントとかないかなと探してみたらパフェが有名な喫茶店の記事にお気に入りをつけているのを発見し悶えた)、彼の好みそうな系統を調べ、ブランドのチョイスは若手俳優ヲタクの方々のブログ記事を参考にさせていただいた。

 

そして、実際にお店へと出向き、彼氏へのプレゼントの体で店員さんにサイズ感等を相談しつつ、似合いそうかつ使いまわしやすそうな一着を購入。

あとは、地元限定のファッション雑貨を別に購入。手紙と簡単なメッセージカードを添え、母親にバレないよう当日までクローゼットの奥に隠しておいた。母とはたまに互いに服の貸し借りをするため、何となくバレていたような気もするが、直接言われない限りバレていないことにしよう。

 

 

 

そして当日。朝6時前に起床し、2時間近くかけ、この日の為に新しく買った化粧品(※ちなみに、ボビィブラウンの漢方ファンデとクリームチークだ。ファンデーションは付けているだけで肌の調子を整えてくれ、チークは絶妙な色味と艶感で理想の血色感を叶えてくれる非常にオススメのアイテムたちだ)や以前からの愛用品たちを使用し顔面を構築しコテで髪をぐるぐると巻き、新幹線で名古屋へと向かった。

 

会場の東別院ホール前に整理番号順に並び、入場後は好きな席に座るという斬新なシステムで1回目は3~4列目あたり、2回目は調子に乗って最前列に陣取った。

 

そして開演、先に出てきて注意事項を読み上げていた悠太さんに紹介され、畠中君が登場。今回も服装はお察し。可愛いけど。

 

ふたりのフリートークに始まり、畠中君が前日に名古屋観光をしたときの写真の解説があったり、色々な食べ物に味噌やソースをかけて食べて悶絶する姿を見させられたり、リスナーの質問に答えたりと、合間合間に頻繁にふたりの男子中学生レベルの下ネタが挟まれながらポンコツな時間はゆるゆると過ぎていった。

 

食べ物のコーナーでは、抽選で選ばれたファンの子がステージに上がり味噌やソースのかかったティラミスや心太を畠中君に文字どおり「あーん」して食べさせてもらうというある意味強烈な罰ゲームが執行されるという流れがあったのだが、これには流石のセクシー目隠しゲーム先輩もびっくりだ。

 

 

イベント終了後には、缶バッジ購入者限定のハイタッチ会が開催され、勿論、1部2部両方とも参加した。
f:id:tachimi:20170904001411j:image

↑祐ニャン飼いたいฅ•ω•ฅ
画像の通り「まったりハイタッチ」会である。ベルトコンベアのような流れ作業は嫌だという本人の希望から、ゆっくりと手を合わせ3往復は話が出来る、そんなペースでのハイタッチだった。参加人数が200人もいない、小規模の地方イベントだから可能なことだ。

 

2回とも言いたい事を全て伝えられた、大変満足度の高いものだった。日本橋のリリースイベントでの失態は忘れよう。

 

今でも思い出してにやけてしまうのが、1部で誕生日プレゼントを入れておいたことを伝えたときの反応である。

「遅くなっちゃったんですけれど、誕生日プレゼントを入れておいたので良かったら受け取ってください」といった私の言葉に対し、両手で握りこぶしをつくり、それを胸元に引き寄せ、物を抱き抱えるような姿勢をとりながら、「有難うございます!しっかり、受け取るね!!」とキラキラの笑顔を向けてくれた瞬間だ。

 

私限定のSSR(覚醒済み)、といったところだろうか。ポーズ、笑顔、声、その全てが可愛くて可愛くて。カードにして。

 

「受け取るね!!」って何だ、「ね!!」って。可愛すぎるだろうよ。

そして、「しっかり」受け取るというまっすぐな言葉がとても嬉しく、とても彼らしい言葉のチョイスだと思った。

 

顔が好きだとか声が好きだとか、コレという明確な好きがあるかと聞かれれば答えるのが難しい。確かに歌声は好きだ、疾走感のある爽やかさやバラード曲でみせる優しさは耳に心地よい。

けれども、何よりも彼のまっすぐな姿勢が好きだ。今回のイベントで使用していた進行台本(ホッチキス留めプリント)もクシャクシャになるくらいに読み込まれているのに気がついて、たまらなくなった。

 何事にも全力で、誰に対しても真摯なのだ。

 

このように全員と丁寧にやりとりをしていたから、きっと、1部と2部の間なんてろくに休憩も取れなかっただろう。本当にお疲れ様。

 

 

 

 

 

 

チケットが余ってるみたいだから、名古屋なら近いし、なんて言い訳のようにして参加を決めた今回のイベント。行って本当に良かった。畠中君の事がますます好きになる時間だった。

 

彼が若手声優の中でどのくらいの人気なのかは私にはよく分からない。一応地方とはいえアクセスのいい名古屋で(おそらく)チケットが捌ききれていないと思われる現状は、関東・東海地方以外から来た人が私含め数えるくらいしかいなかった状態は、どう評価されるのか。

事務所が推したい推しているのは分かるけれども、集客力が弱ければ周囲にゴリ押し扱いされたり推しが弱められるかもしれない。

 

声優さんのイベントはそのほとんどが東京で開催される為、関西住みの私がそれらを追うのはかなり厳しい。けれども、彼が笑顔でいられるように、素敵なお仕事に巡り会うチャンスが増えるように、出来る範囲で彼のお仕事にお金を払いたいと思った。まずは、radikoプレミアム会員になりポン☆コツラジオを聴くことから始めよう。2回目のハイタッチで約束したからね。

 

次に会えるのは10月の夢色キャストライブだ。それを励みに、私も頑張ろう。

 

 

 

最後に、ジャニヲタ(主にエイト担)向けに宣伝を。スパイダーマンホームカミングで主人公を虐める少年フラッシュの吹き替えを畠中君が担当してるから是非観てね!以上!