子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

個人担ですがなにか

物議を醸した桐山照史の例の発言について。

実際のラジオ音声は聴いていない。本当は自分の耳でその空気や温度を感じたうえで書くべきなのだろうけれど、Twitter上のレポでその発言を読んだ時点で怒りや悲しみ虚しさでどうしようもなくなり、とてもじゃないが聴く気にはなれなかった。




世間では無名の貴方(達)の舞台の客席を埋めていたのは誰

昼の部で隣になり仲良くなった人達が夜の部では真ん前の席にいるような席替え状態の時代から支えてきたのは誰

申し込み後に内容が変わって貴方(達)がメイン出演のものからバック出演者に降格したコンサートにも文句も言わず(言ったけど)行って「貴方(達)を見に来たんだ」と意思表示したのは誰

ユニット別のコンサートで、担当ユニットの公演に申し込んだのに何故か他ユニットの公演に当選、座席埋めに使われるようなぞんざいな扱いを受けてもついて来たのは誰

売れ残ったチケットを売るために急遽先輩のコンサート会場で握手会をしたときにお金を出したのは誰

貴方(達)の序列の為にJr.の中での地位を守る為に必要以上の量のグッズを買い支えていたのは誰

冬から春にかけて同じセットリストのコンサートでも文句も言わずに(言ったけど)座席を埋めたのは誰

野球大会やカウコン、いきなり出演が決まってもチケットを手配して団扇を振りに行ったのは誰

アンケートの為に某誌を何冊も買って複数投票したのは誰

生の声を届けたくて時間をかけて舞台やコンサートの感想やアドバイスを手紙に綴り渡したのは誰


貴方が嫌いな個人担だよ、切り捨てようとしている古株だよ。


そして


自分のファンが他の子を一瞬でも見ているのに気がついた瞬間、その公演の間中目も合わせてくれなくなる、なんて行動をしていたのは誰

バルコニーで登場した場所に自分のファンが居なかったら露骨にテンションが下がっていたのは誰

オキニに媚びる姿を無様な姿を自分のファンの前で晒していたのは誰

ステージの上でも客席でも兄組弟組で分かれていたとき、弟組の出番のときに座る兄組担や兄組の出番のときに座る弟組担を黙認していたのは誰

MCにろくに参加もせず客席の自分の団扇の数を数えていたのは誰
今の貴方しか知らない人からしたら信じられないだろうね()




勿論、これらは桐山のことだけではなく自担や他のメンバーも含まれている。

中には彼達にはどうしようも出来ないこと(チケット関係とか)も沢山あるけれど、そんな理不尽な扱いを受けながら貴方達を支えデビューまで導いたのはまぎれもなく貴方(達)が今捨てたがっている古株たちだ、私達だ。過去があり今の貴方(達)が居る。

古株がそんなに偉いのか、偉いよ。今当たり前のようにTVでお手軽に彼等を摂取できるのもごくわずかな人達が支えてきたから、お金で。

夢のないことばかり言うけれどお金がなければ需要がなければ夢も見られません。

今回のラジオに限らず、虹色()ジャスミン()、自分たちにとって心地の良い都合の良い存在ばかりに向き合おうとするデビュー後の言動には正直呆れている。

虹色()ジャスミン()の何人がジャニーズWESTだけにお金を落としているのか(笑)

安っぽい言葉や仲良し売りで簡単に繋ぎとめた存在なんてすぐにいなくなるよ。



一緒のユニットだから、何

私の担当はJr.時代一緒のユニットだった子なんて一人もいないんですけど、他のメンバーと違ってね。

だから余計に、今更そんなことを言われても。

愛なんてないよ、嫌いでもないけれど。

他のJr.はライバルだと自分のファンにそう思わせることで勝ち抜いてきた人がそれを言うな。








虹色()ジャスミン()と楽しくやってろ





祭のあと

デビューしてお祝いムードに浮かれる頭も落ち着いて気が付いた

 

やはりどうしても私は箱推しなんかじゃないということ

 

ジャニーズWESTであることで自担(と担当である私)が得られるもの、豪華な衣装、豊富な楽曲、質の高い現場、メディア露出

 

それらにはとても感謝している

 

他の6人のことも嫌いなわけではない

 

(こういう言い方は良くないと分かった上で)、「自担といるにふさわしい人達」という意味では愛していると言ってもいいだろう

 

それは単純にスキルだったり華だったり、周りに6人がいることで自担も引き立つからだ

 

それでも私は濱田君しか見ない。たとえ誰が目の前にいようと一番遠い自担を追う

 

 

 

横浜公演で濱田君の主演舞台の情報が解禁された瞬間、私は自らの広島公演のチケットを手放した

 

それは自分の満足のいくまで舞台に入りたいから、濱田君の為だけの濱田担の為の現場にお金を払いたいと思ったから

 

今回のツアーで本格的にユニット単位で曲を披露されて、自担が出ていない時間というものが生まれ、「ジュニア担」代の自分を思い出した

 

自担の出ていない時間の過ごし方が分からないということを

 

担当以外を見ていたら担当に怒られるというのが当たり前だったときの自分を

 

誰を見ればいいのか、立てばいいのか座っておいた方がいいのか

とりあえず普段振らないペンライトの電源を入れて光の一部になることでその時間をやり過ごした

 

かっこいいや可愛いなどという月並みな人並みの感想くらいは浮かんでもそれ以上の感情は浮かばなかった

 

 

 

しつこいようだけど、ジャニーズWESTが嫌いなわけではない

 

ジャニーズWESTだからこそ見られる自担があることには、与えられるものにも満足している

 

ただ私は濱田君が好きなだけなのである

 

 

 

いままでの記事が嘘のようになってしまったが、それはそのときの素直な気持ちだから否定はしない

 

けれども、気が付いてしまった、というだけなのである

 

覚悟

濱田君がひとりになった日

濱田君が確かに変わった日

私は一生、忘れることはないだろう。






大阪城ホール入場口へと向かう道、ぐるりと歩かされるスタンド席のチケットを持った女の子たち、

皆がみんな、わざとらしいほど普段通りにふるまおうとして余計に変な空気が漂っていたのを覚えている。





意味深なざわめきの中、開演

そこにいた自担は私の知っている彼ではなかった。

ピエロみたいだと思った。

わざと泣き顔を描いてその下で笑う悲しき者。

ついこの間まで冷たくて自分のファンとろくに目も合わせようともしなかったくせに、ヲタクのこと大嫌いだったよね。

ずっとずっと見つめてきたのに、こんなときになって初めて目が合って、笑いかけられた。

笑い返すしかなかった。

まるで何事も無かったかのように。

「大丈夫だよ」と励ましあって。

優しすぎる嘘を交わしあった。



ひとりになった途端、都合良すぎじゃない?

そんな気持ちよりも、彼のその「覚悟」が嬉しかった。

優しい阿呆の「濱ちゃん」として生きることを武器にすることで生き残ろうと切り替えた彼が。






それでも、今も昔の面影を追いかけてしまっているヲタクの戯言


あの冬の話をしよう

日生ANOTHER千穐楽でぼんやりと発表された冬の予定、正式発表まで、私はただひとつのことだけを気にしていた。

それは、濱田が誰と組むのかということ。

好き嫌いで組んで欲しい人ではなく誰と組めば有利であり有益であるのか。



発表されたBとGの組み合わせ、クレジット順を見てとりあえず安心したというのが正直な感想、そして公演としてもクオリティの高いものになりそうでわくわくさせられた。

ユニット別の公演が無いと嘆く他担を羨ましくも思いながら。

スペシャル公演を申し込むという考えは無かった、自担メインの公演にありったけの名義をつぎ込むことに意味があったし、単純にメイン公演があるのにわざわざ出番の少ないものに申し込む意味が見いだせなかったというのが何よりの理由。

あけおめコンサートに行く予定のない私にとって、これが関西Jr.の自担を見る最後だという覚悟で。










全編コントだと事前に聞かされたB公演、期待せずに行った一日目


…見事に騙された。

忘れてた、すっかり。あいつらの狡いところ。

普通に面白いコントして、普通に神なメドレーして、普通にめちゃくちゃかっこつけて、実際めちゃくちゃかっこよくて(あえての崩し文章表記)、

そしてこのタイミングで最後の曲に「もう君以外愛せない」を選ぶ意味くらい私にだって分かるよ。

そう私達に言わせたいんでしょう、自分たちからのメッセージと見せかけた罠だと。



これから先の未来がどうなろうと彼に着いて行くと決意「させられた」。










そしてG公演

入場前に鳴り響いたスマホに映し出されたのは流星休演の速報だった。

確かに劇場前がいつも以上に異様な空気を漂わせていたことを今でも覚えている。

濱田担の私はそれを横目に入場、大人しく開演を待った。



幕が上がると、貼り紙通り、メインメンバーとしてステージにいるのは濱田神山の2人だけだった。

「皆さんの言いたいことはよーく分かります(笑)」

もう、お互い笑うしかなかったね。

それからは、流星の不在を補うかのように皆で一体となって盛り上がった。

あんなにもアツい松竹座はいつ以来だろう、DVD撮りの日の少年たちくらいだろうか。全編生歌、ダンス曲も被せての生歌という彼等の姿勢も更なる盛り上げの大きな要素となった。

クオリティは言わずもがな。


2日目、ミスパを撮り終わってすぐ新幹線に飛び乗った流星が現れたのは、ちょうど濱田が26歳の抱負を語っている途中のことだった。

流星は悪くないけど、スタッフさんタイミング…

次の日にたっぷりと時間をかけて想いを語ってくれたのを、私は見られた(聞けた)から良かったけれど。

そのときのことに関しては以前、「膜」に記したので今回は省略。


3日目、ラスト公演にして初めて最初から最後までフルメンバーの揃った回

最高の盛り上がりで幕を閉じた。







BとG合わせて6公演、そのすべてが忘れられない大切な宝物

B公演もG公演もあのメンバーにしか作りあげることの出来ない公演だった。

特にG公演は今でも私の中で特別なものとして胸に刻まれている。

彼等が組んだセットリスト、それは長い年月を松竹座で関西Jr.として活動した歴史の絵巻物だった。それは自分たちのファンが共にその時代を生き抜いてきた者達であることをよく分かっていたから。

beautiful未来、Esper、NEXT STAGE…次々と披露される懐かしの楽曲、

ラストの曲はシルエットでなく「鼓動」


そして何より、アンコールに選んだのが浪花一等賞!でなくロマンティックだったこと。

幼き頃の私が初めて行った関西Jr.のコンサート、2007年夏松竹座公演、そのOP曲がまさにロマンティックだったのだ。

ロマンティックに始まり、ロマンティックに終わった私の青春




濱田君は本当に狡い人

それまで封印されていた2曲をこの公演で、最後の最後に見せてくれた。

あの曲をおふざけコーナーで使われたら、どんな顔して聞けばいいか分からないじゃない。


結局、私は笑いながら少しだけ泣いた。


濱田が私たちに見せてくれたもの、それは確かに此処にBOYSがあったこと、彼等が全力で生きていた証



こうでもされないと成仏出来ない私みたいなやつを濱田君自ら埋めてくれてありがとう

花を供えてくれてありがとう

手を合わせてくれてありがとう


お陰で心からジャニーズWESTを楽しめているよ。

少し時間はかかったけれど。



これからもよろしくね、

ジャニーズWESTの濵田崇裕君

デビューおめでとう

そしてありがとう









2015年上半期現場まとめ

※一公演のものは回数表記無し




1月
一発め(略)大阪×3、ニズム大阪×2、レコメン公開収録、なにわ侍×3、渋谷すばる(Hatch)


2月
If or...VII大阪


3月
ブラブラ大阪、少年収


4月
なし


5月
パリピポ横浜×3、パリピポ名古屋、パリピポ大阪


6月
パリピポ神戸×2



計20公演

ジャニーズ以外は

1月
海をゆく者

そして今週末に五右衛門VS轟天を観て上半期は終了!!




私が同担を拒否する理由

それは「濵田崇裕」というアイドルを愛しているから。

それは「濵田崇裕」というひとりの男性に恋をしているから。











私の目に映る彼が100%の偶像だなんて誰が決めたの?

どこまでが皮で、どこからが生身だなんて誰が分かるの?

私にも貴女にも分からないでしょ。



私の中にある彼の像は私だけのもの。

長い年月をかけて積み上げてきたもの。

誰にも触らせやしない、崩させやしない。

私の中だけで完結させる世界。

だからだれも要らないの、ごめんね。




「最強の10人」と呼ばれた男達

昔むかし関西の地にBBVと呼ばれた男達がいた。

ほとんどの人々は彼等を讃え、当の本人達も自らを信じ互いを信じ10人でてっぺんを獲ると誓った。


ほとんどの人々、は。










前年の2009年からその予兆はあった。

初めてお芝居としての松竹座という舞台を受け継いだ夏、メインキャストとされたのがこの10人だった。

この舞台のテーマソングとして生まれたのが「BIG GAME」である。

この曲がそれから約2年間の10人+7WEST(+その他)という構図が出来る大きなきっかけとなった。

しかし、同年の冬は前年と同じようにユニット別でコンサートが行われ10人という体制がそれほど強調されることは無かったように思う。10人で太鼓を披露することはあったけれど、そのくらいだ。


本格的にBBVと呼ばれ始めたのは、2010年の冬からである。

BBVは公式の呼び名だ。

冬の松竹座の日程が発表され、そこで初めて彼等はBBV(正確な表記はB.B.V.)と称された。


私はパソコン画面に映し出された表を見つめながらひとつのことだけを考えていた、




「BOYSはどうなるの」




ふたりになってふたりだけでやっていくことに薄々限界を感じていたものの、それでも「ふたり」が好きだった。ただふたりで、ふたりだけの世界で楽しくやってくれればそれで良かった。

ヲタクのエゴでしかないのは百も承知で、もう少しの間だけ生温い楽園で遊んでいたかった。


次に、3ユニットが合わさることでBOYS(そして濱田)が得られるメリットと発生するデメリットを天秤にかけた、半分半分だ。

序列が上の者たちと組むことは、じわじわと下げられつつあった自ユニにとってチャンスでもあったが、下の者たちと組むことは自分たちまでその位置まで落ちてしまう危険性があった。
それに、10人が10人全員同じ温度でアイドルという仕事への情熱を燃やしているようには見えなかったから。


最低かな。ごめんなさいね口が悪くて、でもこれが当時の私の本音。
ひとりひとりは好きだったけれど、それは別の括りだったから私には関係が無かったからよ。

だって自担にはデビューして欲しかったから、自ユニにはデビューして欲しかったから。どんな形になったとしてもデビューして欲しかったから。


「ふたりで」とは言わないから、ふたり一緒にデビューして欲しかった。
相方だからじゃない、一人のアイドルとして好きだった。
グッズだって同じだけあるよ、捨てられなくて残したまま。良い終わり方じゃなくても私にとっては大切な思い出だから。かけがえのないものだから。これだけは誰にも汚させない。








複雑な想いを抱きながら書き込んだ振込用紙、結果、悪魔のような倍率の中で2公演分のチケットを手に入れることが出来た。

優馬がゲスト出演した公演と10人だけの公演それぞれ一公演ずつだ。



ステージに立つB.A.D.はやっぱり華があって、それは10人で並ぶと余計に際立った。悔しかった。

そして、やはり数人のメンバーからは温度差が感じられ苛立つこともあった。

そんな複雑な想いを抱えているこちら側に比べ楽しそうにはしゃぐ自担を見ているのは複雑だった。

それでいいのか、こんな場所で満足するのか。ここにいても一番にはなれないし何処にも行けないのに。

まるで竜宮城だと思った、このままでは自担はこの場所で歳だけとってしまうと。




すぐ後に崩壊した城跡を見ながら、私は少し泣いて少しほっとした。