子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

(非)日常

昔はヲタクごとにどれだけお金をかけたかとかどれだけ時間をかけたかとかどれだけ好きかをSNSにそれっぽい言葉で呟いてみるかとか、一人相撲でやっきになって、勝手に疲れてきた

 

でも、もうそんなことどうでもいいやと思えてきた今日この頃

 

 

 

ほぼ「茶の間」または「在宅」状態のヲタクだけど、それでも彼等が好きだと胸を張る

 

イベントがあるからコンサートがあるから頑張れる日常、その日常をないがしろにしていたらしんどくなった自分に気が付いた

 

いつの間にか、日常は非日常の為にただただ消費するだけの日々になっていた

 

ちょっとしたご褒美の甘いものを我慢したり

 

イベントの為だけにとっておきの洋服を買うこと

 

何もない休日はバイトで埋めるか家に引きこもって浪費対策

 

 

 

特別な時間の何倍も何十倍も存在している普通の時間を、大切にしようと思えるようになってきた

 

 

 

 

関ジャニ∞

 

自担も

 

推しくんも

 

それだけじゃない、

 

コスメも

 

お洒落も

 

美術館へ行くことも

 

美味しいものを食べることも

 

音楽も

 

本も

 

二次元も

 

ぜんぶ「好き」

 

その「好き」を疲れない程度に、自分のペースで楽しんでいきたいと心から思う

 

別に極める必要なんてないんだ

 

 

 

何でもない日でもお洒落して

 

電車に揺られながら聴くための沢山の音楽を入れて

 

甘いものを食べに行こう

 

綺麗な景色を目に焼きつけよう

 

 

ヲタクごとという大きな「好き」よりも小さな「好き」だけど、それらを我慢するのはナンセンスだ