子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

2018年初現場+思うこと

2018年最初の現場となったのは、14日に名古屋の東建ホールでおこなわれた「畠中祐・悠太のポン☆コツ再生工場ステージイベント」だ。

 

両部とも、普段のラジオと同様に、いやそれ以上にゆるい進行と内容に笑わされたり(時に)苦笑したり、そもそも第1部の入場を整理番号順にやり直すところからスタートした時点で運営自体がポンコツなイベントというある意味貴重な体験をさせて貰ったといえよう。

 

ステージ終了後の握手会では、まったり握手会と謳っているだけあって今まで(ジャニヲタ人生)の接触では有り得ない程に話をすることが出来た。

 

 

1部

私「去年の秋にラジオでお便り読んでいただいて。祐君、怖い絵展行きたいって言ってたじゃないですか。観に行きました?」
畠「あー!…ん?(もう一度と促すように顔を傾ける)」
私「(カ…カオガチカイ)怖い絵展、観に行かれました?」
畠「あ!(ピンときた顔)あれねー、すごい並んでて入れなかった(´・ω・`)」
私「あー、私も地元に来たとき行けなかったので感想聞きたかったんですー」
畠「そっか、また美術館とか行ったら(ラジオで)報告するね!」
私「わー、有難うございます♡」
畠「有難うございました!(´∀`*)ノシ」

私「有難うございましたー(´∀`*)ノシ」

 

2部

(前の人が祐君のズボンのチャックが開いているとからかっていた流れから)

私「えー、チャック開いてたんですかw」

畠「空いてなかった、大丈夫w有難うございますw」

私「今日私もストライプの服着てきたんですけど、祐君とお揃いみたいで嬉しいです♡」
畠「あ、本当だストライプだー!」
私「シャツめっちゃ似合ってます♡」
畠「!有難うございますー、そっちもよくお似合いですよ(^^)」
私「!!?!くぁwせdrftgyふじこlpいやいやそんな……」(後ずさりそのまま荷物を忘れて帰ろうとする)
畠「荷物気をつけてねwまた来てくださいね!(´∀`*)ノシ」

私「……はい////」

 

必ず向こうから手を出して握ってくれて、喋っている間はずっと握ったまま目線を合わせてお話ししてくれたり、なんなら剥がしの人が(月曜朝の燃えるゴミのように腰を掴んで投げ飛ばされるジャニーズとは違い)申し訳程度にこちらの肩に触れ横にスライドさせようとしても互いの話が終わるまで手を離さず引き止めてくれたりと、祐君の誠実さがよくあらわれていると感じられた瞬間だった。

勿論、ジャニーズと比較してどうこう言いたい訳では無い。そもそもの人数が違うから比べようがないし。

 

不思議だったのが、1部で祐君の両手が私の両手を包み込むような形になっていたのを何故か互いの手が交互に重なるように彼の方から途中で直されたことである。そっと片手を掴むようにしてなおされたときは、正直とてもドキドキした。2部の握手では両手で包み込む形のままだったのに。

 

去年の秋のことなのにラジオでの発言をちゃんと覚えていてくれたこと、いい歳してお揃い♡だなんて痛すぎる発言にも営業トークで乗ってくれたりと、どこまでもいい子だなと再確認させられた。

互いの服装のことに触れたのは、当日着ていたシャツが本当に似合っていたことを伝える為のつかみとしてであり(事務所からお洒落に気を使えと注意されているらしいという過去の発言から)(でもジャケットは正直に言うと安定のダサさだった)、けして、「お似合いですよ」待ちでは無かったのだが……私が年下の女の子だったら軽率にリアコになっていただろう。セーフ!! 

 

 

 

 

しかし、今回の記事で本当に言いたいのはこの神対応のことではない。

 

こういった接近接触イベントがやたらと多いことについて、である。

 

ファンがいる職業である限り、イベント仕事は大切にしなければいけないものだと思うし、金銭的にも割のいい仕事であるとも聞いたことがある。

 

東海ラジオの番組であるポン☆コツ再生工場のイベントは名古屋で開催されるおかげで気軽に行くことが出来るが、他の声優イベントのほとんどは関東で行われるため遠征費との兼ね合いで頻繁に行くことが出来ずどうしても行きたいと思えるもの行くことの出来るものを選ぶ必要がある中で、そもそも私自身が接触行為自体はどちらかというと得意な方では無いのだけれども、作品の感想(今回の場合はラジオのネタ)や感謝の気持ちを直接伝えられる貴重な機会だという認識から選択しこれに参加をしている。

今回のイベントの場合、会場でグッズを購入すれば握手が出来るという形式なのもあり、番組の予算への(微々たる)貢献の意味も込めている。

 

……いや、そりゃあ、年下の可愛い男の子に手を握って貰えて嬉しくないわけはないよ。うん。

 

けれども、数あるイベントの中には、時にはエグいな……とすら感じられる過激なものも存在する。

私が参加しなければ良い話ではあるし、実際に参加する人を否定するわけでもない。むしろ、好む好まざる関係なく現場に足を運びお金を落とす人が一番偉いと思っている。

 

祐君本人も本当にいい子だから、きっとそのような場面でも誠実に対応しているのだろう。

 

調べてみた限りでは、若手に限ったことでもなくわりと中堅以上の方でも、こういった接触やチェキ会のようなものを行うことはあまり珍しいことでも無いらしい。だから、本当はこちらがあまり気にするようなことでもないのかもしれない。

 

 

それでもすっきりしないものがある。アイドル売り(こういう言い方はドルヲタとしてはあまり好んで使いたくはないが分かりやすい表現として)が今のスタンダードだとしても、あまりにも過激な接触(もはや接待)をさせる大人には疑問を呈する。

 

もっと、声優として役者として蓄えになるお仕事が増えれば良いなと思う。

お芝居に関してその上手い下手は私には分からないけれども、魅力的な声を持っているのだから。何よりも、ライブパフォーマンスに心を鷲掴みにされた身としては、音楽方面の活動も沢山してほしいなと思ってしまう。

 

 

私は、本職(?)は大倉担だし、他にも好きな声優さんがいる立場で偉そうなことは言えないし言わないけれども、どうか祐君が沢山の素敵なお仕事に関わることが出来ますようにと願ってやまない。

 

 

 

 

 

オチが迷子になったので帰りに食べた味噌きしめんで✗
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