子供部屋

硝子のシューズは痛いだけ

破レター

こっちもいい大人だから困らせないように振る舞った

 

最後にアドリブで残した文字、PCの下書きには存在しない5文字、実際に口に出して伝えるのとでは違うでしょう?上手に隠しきれる自信なんてない

 

だって、「そういう」想いを伝えていい相手じゃない

 

あまりにも生身

 

夢を見せるのが仕事じゃない、あくまでも自らの技術を売る人

 

ありのままの姿で

 

口にしてしまったとしても、手馴れた様子で「ありがとう」と言ってくれただろうけど、器用にかわしてくれただろうけれど、それが一番辛いのは分かっていたから

 

 

 

それでも今だけは、私の為だけに書かれた5文字を大事にさせて